寒さが厳しくなる冬至に入るといいのが、柚子風呂(柚子湯)です。
しかし「今年は自宅で柚子風呂を楽しみたい」と思っても、いざやろうとなると分からないことだらけ…。
柚子風呂(柚子湯)のゆずはそのまま入れていいの?
柚子風呂(柚子湯)に使った柚子の使い道はある?
せっかく柚子風呂をやるなら、正しいやり方を知って楽しみたいですよね。
そこで今回は、
- 柚子風呂(柚子湯)のゆずはそのまま入れる?切って入れる?
- 柚子風呂(柚子湯)のゆずのその後の再利用方法や使い道は?
- 柚子風呂(柚子湯)に入ったあとの掃除方法
3つについてまとめました。
柚子風呂(柚子湯)のゆずはそのまま入れる?切って入れる?

結論から申し上げますと、柚子風呂(柚子湯)のゆずはそのまま入れても、切って入れてもどちらでも大丈夫です。
ゆずをそのまま入れた場合と、切って入れた場合の違いをまとめました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ゆずをそのまま入れる場合
ゆずを丸ごとお風呂に入れるだけなので、手間がかからないのがこの方法。
お風呂にゆずがいくつも浮かぶ様子は、目で見ても楽しいしテンションが上がりますよね^^
1回のお風呂で5~6個ゆずを入れれば、嗅覚的にも視覚的にも充分柚子風呂を楽しむことができますよ◎
ゆずを切って入れる場合
ゆずを切って入れると、そのまま入れる場合より柚子の香りが良く出ます。
柚子風呂はお湯につかって体が温まるのに加えて、ゆずに含まれる「リモネン」「シトラール」という香り成分によってさらに血流が良くなるという作用があります。
より柚子風呂の効能を感じたい人は、切っていれるのがおすすめです。
ただ「リモネン」は刺激成分でもあるので、皮膚に触れるとヒリヒリとしたかゆみを感じることも。
肌の弱い人は、半分に切っていれるのは避けたほうがいいでしょう。
切って入れる場合、ゆずの種や果肉が排水口につまる恐れがあるので、布巾などで包んでからお風呂に入れてくださいね。
柚子の量は1/2の量で充分です。
番外編:ゆずを絞って入れる場合
切って入れる以外にもゆずを絞って果汁だけを入れる方法もあります。
ゆずの有効成分が1番多く出る半面、刺激も1番強くなるので肌の弱い人にはおすすめできません。
しかし、使うゆずの量は1/4と少なく済むので「柚子風呂に入りたいけどゆずがもったいないなあ…」という人にはいいのではないでしょうか?
見た目的にはいつものお風呂と何ら変わりはないので、テンションはあまり上がらないかもですが^^;
柚子湯の柚子の使い道は?その後の再利用方法

柚子風呂のゆずは、ものにもよりますが2日間は続けて香りを楽しむことができます。
たっぷりと楽しんだ後のゆず、捨てるのはちょっと待ってください!
柚子湯に使ったあとのゆずは、掃除に再利用するのがおすすめ。
ゆずの香り成分「リモネン」は油を溶かす性質があるので、コンロ周りや電子レンジ庫内の油汚れにゆずがぴったりなんです。
使い方も簡単で、ひどい油汚れに直接ゆずの果肉を押し付けて拭くだけ。
「リモネン」は油汚れだけでなくプラスチックも溶かす性質があるので、必ず仕上げに水拭きをするのを忘れずに。
ゆずの香りで、掃除もいつもよりはかどるかもしれませんね♪
柚子湯に入ったあとの掃除方法

柚子風呂に入ったあとは、お湯を捨てる前に湯船の中にゆずの果肉や皮など残っていないか確認してから湯を捨てるようにしましょう。
先ほどもお話ししましたが、ゆずの果肉や種や皮は排水口を詰まらせる原因となるので注意。
ゆずをそのまま入れた場合でも、入っている最中にゆずが潰れてしまっていることもあります。
湯を捨てる前に確認してくださいね。

湯を捨てた後は、そのままお風呂を掃除しちゃいましょう!
柑橘類に含まれているクエン酸、もちろんゆずにも含まれています。
クエン酸は水垢汚れに強いので、お風呂場掃除にぴったり。
天然のクエン酸が含まれているゆずでバスタブをこすると、簡単につるつるになりますよ。
「柚子風呂のあとはそのままお風呂掃除」を習慣にするといいですね。
残り湯は洗濯に使うことも可能です◎
ただし、洋服によってはシミになったり傷んだりする場合もあるので、デリケートな服や大事な服の洗濯には使わないほうがいいでしょう。
関連記事:柚子湯の残り湯で洗濯する注意点はこちらでまとめています。
まゆず湯っていつ入るの?知らなかった自分が調べた話
去年の12月のことです。
職場でお昼を食べながら雑談していたら、隣の席の人が「今日冬至やん、ゆず買って帰らな」と言い出しました。そのとき自分は「あーそうだね」みたいな返し方をしたんですが、内心「冬至っていつだっけ、てかなんで冬至にゆず湯なんだっけ」と思っていました。
家に帰ってから検索しました。30代になって初めてちゃんと調べた気がします。子どものころから毎年冬至はあったはずなのに、なんとなくやり過ごしていたんだなと思いました。
ゆず湯に入るのは冬至、12月22日ごろ
冬至がいつかを確認した
調べてすぐわかったのが、ゆず湯は冬至の日に入る風習だということです。
冬至は1年で昼が一番短い日で、毎年12月21日か22日ごろになります。去年は12月22日でした。年によって1日前後することがあるので、気になる年はカレンダーで確認するのが確実です。
自分はその日すでに冬至を過ぎていたので、翌日にゆずを買いに行きました。
冬至にゆず湯を入れる理由
なんで冬至にゆず湯なのかも気になって調べました。
江戸時代からある風習らしいです。「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」と言われていて、ゆずの皮に体を温める成分が含まれているから寒い季節の養生として広まったとか。
面白かったのが語呂合わせの話で、「冬至」を「湯治」にかけているという説や、「ゆず」を「融通がきく」にかけているという説があるらしい。どこまで本当かわからないですが、昔の人がそういう遊び心で文化を作っていたのはなんか好きです。
冬至以外でもゆず湯に入っていいのか
調べながら思ったのがこれです。風習だからといって冬至以外はダメなのか、と。
そんなことはないです。ゆずが売っていれば好きなときに入れる。冬至に入るのは習慣として意味があることだけど、ルールではないので。
ゆずの旬は11月から1月ごろで、この時期はスーパーでも比較的見かけやすいです。逆に春や夏はほぼ売っていないので、現実的には冬の間に楽しむものという感じです。
自分は冬至を1日過ぎてから入りましたが、特に問題なかったです。年明けにもう一度やりましたが、そのときもまだスーパーに売っていました。
実際にゆず湯をやってみた
ゆずはスーパーで買った
近所のスーパーの野菜コーナーに普通に売っていました。
袋に3個入って150円くらいだったと思います。冬至の時期はわりと目立つ場所に置いてあって、見つけやすかった。もし売り切れていたら道の駅や八百屋に行くつもりでしたが、必要なかったです。
やり方は拍子抜けするくらい簡単だった
調べたら複数のやり方が出てきましたが、一番シンプルなのは丸ごとそのまま湯船に浮かべるだけです。
切らなくていい、皮をむかなくていい、ただ浮かべるだけ。自分は2個浮かべて入りました。
お湯に入ったら思ったより香りが強くて驚きました。いい意味で。普段の風呂とは全然違う感じで、なんか特別な日っぽい気持ちになりました。500円のスパとかに来た気分、みたいな。大げさかもしれないけど本当にそう思いました。
ピリピリしてすぐ出た
最初の一回はちょっと失敗しました。
5分か10分くらいで肌がじりじりしてきて、最初はお湯が熱いのかと思いましたが温度は普通でした。そのまま入り続けたら腕と足がしっかりピリピリしてきたので、出ました。
あとで調べたらゆずの皮の成分が肌に刺激を与えることがあるらしくて、乾燥肌は特に反応しやすいと書いてありました。自分は冬は手が荒れやすいので、それも関係していたと思います。
次の年は洗濯ネットにゆずを入れてから湯船に浮かべたら、ピリピリはほとんどなかったです。香りもそれなりにするので、敏感な人はネットに入れる方法がいいと思います。
子どものころのゆず湯の記憶
書いていたら思い出しました。
小学生のころ、親が湯船に黄色いゆずを浮かべていたことがありました。「なにこれ」と聞いたら「冬至だから」と言っていた気がします。そのときは意味をよく理解しないまま一緒に入っていました。
あの記憶があったのに、大人になってから全部忘れていたんですね。同僚の一言がなかったら、今年もそのまま過ぎていたと思います。
ゆず湯の時期まとめ
いつ入る:冬至(毎年12月21〜22日ごろ)
旬はいつ:11月〜1月。この時期なら冬至以外でも買って入れる
やり方:丸ごと湯船に浮かべるだけ。洗濯ネットに入れると肌への刺激が減る
注意点:乾燥肌や敏感肌はピリピリすることがある。その場合はすぐ出てぬるいシャワーで流す
まとめ
ゆず湯に入るのは冬至、12月21〜22日ごろです。
江戸時代からある風習で、体を温めて冬を乗り越えるという意味がありました。冬至以外でも入れますし、11月から1月の旬の時期であればスーパーで普通に買えます。
やり方は丸ごと浮かべるだけで難しいことは何もない。ただ肌が乾燥しているときはピリピリすることがあるので、洗濯ネットに入れるひと手間だけ覚えておけば十分です。
今年の冬至は日付を調べて、ちゃんと入ろうと思っています。
